2023年12月8日
エコキュートの専門業者の選び方は?専門業者で購入するメリットやデメリットなどもわかりやすく解説
エコキュートを購入する方法は幾つかありますが、おすすめは専門業者です。専門業者なら多くのメリットがあり、満足のいくエコキュートを購入できる可能性は高いです。
しかし、専門業者のなかには悪質な業者もいるため、選び方を知っておくと良いでしょう。
そこで今回はエコキュートの専門業者の選び方を解説します。専門業者で購入するメリットとデメリットも紹介しますので、最後までご覧ください。
エコキュートの専門業者とは?
エコキュートは電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。そのため、給湯器を専門的に扱っている販売業者から購入することができます。
専門業者によって規模や価格帯、サービス内容などは異なりますが、エコキュートの販売から修理や点検などのアフターサービスまで充実している場合があります。
エコキュートの購入方法は専門業者以外にネットショップや家電量販店、街の電気屋などで購入できますが次のようなメリット、デメリットがあります。
概要 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
専門業者 | 給湯器の販売や施工を専門的に請け負っている業者 | エコキュートの種類が豊富 価格が抑えられている 施工実績が多い傾向がある 相談しながら購入できる |
業者によって施工技術や知識が異なる 悪質な業者に依頼するとトラブルが起きる |
ネットショップ | Amazonや楽天市場などのECサイトで販売している業者 | 最新のエコキュートを安価で購入できる可能性はある | ネットショップごとに価格や内容が異なる 取付工事が含まれていない場合、ご自身で業者を探して依頼する |
家電量販店 | ヤマダ電機やエディオンなどの大手家電量販店 | 量販店と提携している実力ある業者が施工する | エコキュートの価格が高い |
街の電気屋 | 個人経営の電気屋 | アフターサービスを受けやすい | エコキュートの種類が少ない 相場価格より高い傾向がある |
メリット、デメリットを比較すると、エコキュートを購入するなら専門業者がおすすめです。
専門業者でエコキュートを購入するメリット
専門業者でエコキュートを購入するメリットは以下のとおりです。
- エコキュートの種類が豊富
- 価格が抑えられている
- 施工実績が多い傾向がある
- 相談しながら購入できる
上記のメリットを順番に解説します。
エコキュートの種類が豊富
専門業者でエコキュートを購入する最大のメリットは、エコキュートの種類が豊富なことです。
エコキュートは複数のメーカーから販売されており、記事執筆時点では次の6社が主要なメーカーと呼ばれています。
- パナソニック
- 三菱
- ダイキン
- コロナ
- 東芝
- 日立
上記のメーカーの最新機種は省エネ基準を満たしているため、エコキュートの補助金を受けられる可能性が高く、ガス給湯器から買い替えた時にお湯を沸かすためのランニングコストを大幅に抑えられます。
基本的に、エコキュートの専門業者は主要メーカーの機種を一通り揃えており、最新機種を購入することも可能です。
一方、家電量販店や街の電気屋では扱っているエコキュートのメーカーや機種の数が少ない傾向があるため、ご家庭に合った商品を選べない可能性があります。
エコキュートは機種によって性能や機能、貯湯タンクユニットの形状とサイズなどが異なるため、ご家庭に合った商品を選ぶことは重要です。選択肢が多いほど適切な商品が見つかりやすくなるため、エコキュートを探すときは専門業者に相談してみましょう。
価格が抑えられている
専門業者で購入する2つ目のメリットは、価格が抑えられていることです。
エコキュートは販売業者によって価格が異なります。専門業者なら40万円~50万円で購入できる機種が、家電量販店や街の電気屋では60万円以上するケースは珍しくありません。
最もお得に購入できる方法はネットショップですが、ネットショップでは古いエコキュートが販売されていることが多く、場合によっては工事費が含まれていないため、販売価格が安いように思えますがおすすめできないです。
専門業者でエコキュートを購入する場合、工事費込みの相場は40万円~70万円です。
エコキュートはほかの給湯器に比べて初期費用は高額ですが、お湯を沸かすためのランニングコストが抑えられています。
住んでいる地域や性能にもよりますが、40万円~70万円のエコキュートなら10年以上使用し続けていれば、初期費用の差額を回収でき、支出の節約につながる可能性は高いです。
つまり、専門業者の価格帯はエコキュートの性能とのバランスが取れており、コストパフォーマンスに優れているといえます。
施工実績が多い傾向がある
専門業者で購入する3つ目のメリットは、施工実績が多い傾向があります。
エコキュートは住宅の外に設置する給湯器ですが、一般的なガス給湯器と違って貯湯式給湯器です。沸かしたお湯を溜めておく貯湯タンクユニットを設置する必要がありますが、基本的に大きなサイズになります。
4人家族向けのエコキュートの場合、貯湯タンクユニットの容量は370Lで、高さが180cmを超えます。メーカーや機種によってスリムタイプもありますが、設置するためにはある程度の工事が必要です。
エコキュートの専門業者はほかの業者に比べて、エコキュートを設置する経験が多いため、安心して依頼できます。工事が杜撰だったり、設置場所が不適切だったりするとトラブルが起きる可能性は否定できないため、設置実績が多い専門業者はおすすめです。
相談しながら購入できる
専門業者でエコキュートを購入する最後のメリットは、相談しながら購入できることです。
エコキュートはお湯を沸かすためのランニングコストを大幅に節約できる給湯器ですが、次のようなリスクもあります。
- 機種によって機能が異なる
- 湯切れの可能性がある
- 敷地のスペースによっては設置できない
エコキュートの基本的な仕組みはすべてのメーカーで共通していますが、機能はメーカーごとに異なります。
例えば、微細な泡によって温浴効果を高めて、配管を掃除するバブル機能を搭載しているメーカーは記事執筆時点で三菱とダイキン、日立の3社のみです。ほかのメーカーの機種ではバブル機能を利用することはできません。
また、エコキュートはお湯を沸かして貯めておき、必要に応じて各所に給湯する貯湯式給湯器です。貯めたお湯を使いきれば、お湯を沸かすまで利用できない湯切れとなります。また、狭小スペースではタンクのサイズや形状によっては置けない可能性もあります。
エコキュートを選ぶ際は、ご家庭の人数や目的、敷地のサイズなどに合った機種を選ぶことは重要です。
ネットショップの場合、エコキュートに関する相談ができず、ご自身の判断だけで購入するため、失敗する可能性はあります。
専門業者の場合、エコキュートに関する質問や要望などを相談してから、商品を選定するため、ご家庭に合った商品を選べる可能性は高いです。満足のいくエコキュートを購入したいなら、エコキュートの専門業者に相談してみましょう。
専門業者でエコキュートを購入するデメリット
専門業者でエコキュートを購入するデメリットは以下のとおりです。
- 業者によって施工技術や知識が異なる
- 悪質な業者に依頼するとトラブルが起きる
上記のデメリットを順番に解説します。
業者によって施工技術や知識が異なる
エコキュートの専門業者によって、施工実績や知識が異なります。
エコキュートはご家庭に合った商品を選ぶことが重要ですが、知識のない業者に依頼すると、失敗してしまうリスクがあります。また、施工技術が未熟だったり、取り付ける際の注意点を知らなかったりすると、トラブルを招く恐れもあります。
専門業者からエコキュートを購入する際は、施工技術や知識が豊富な業者を探してみましょう。
悪質な業者に依頼するとトラブルが起きる
専門業者のなかには悪質な業者もいるため、注意しましょう。
例えば、見積もりを出さずに工事を始めて、あとから高額な工事費を請求するケースや、見積書の料金を税抜き価格で表示する、項目が大雑把に記入されていて詳細が分からないなどのケースがあります。
悪質な業者に依頼するとトラブルに巻き込まれる可能性は高いので、信頼できる専門業者を見つけましょう。
エコキュートの専門業者の選び方
エコキュートの専門業者の選び方は以下のとおりです
- 価格を比較する
- 補償内容を確認する
- 工事の内容を確認する
- 施工実績を確認する
- キャンペーンやサービス内容を確認する
上記の選び方を順番に解説します。
価格を比較する
専門業者ごとにエコキュートの販売価格は異なります。
エコキュートはお湯を沸かすためのランニングコストを抑えられるため、使い続けていれば、ガス給湯器との初期費用の差額を回収できる可能性は高いです。
お得なエコキュートを購入できれば、初期費用の差額を回収できる可能性が上昇し、買い替えたことの節約効果も期待できます。
そのため、欲しいエコキュートが決まっている方は、複数の専門業者に見積もりを出してもらって、価格を比較してみましょう。
補償内容を確認する
専門業者によって補償内容は異なります。
エコキュートの価格のなかに工事保証が含まれている場合もあれば、メーカーと同等の内容の補償を有償で付けられる場合もあります。
例えば、「エコざんまい」ではBEST保証があり、30,000円を支払えば、故障・不具合(自然故障)が発生した場合、無償でメーカー保証と同等の修理を提供します。修理回数は無制限となっており、エコキュートに万が一の事態が起きても安心できます。
専門業者を選ぶ際は、補償の有無や内容を確認してみましょう。
工事の内容を確認する
エコキュートの設置の流れは以下のとおりです。
- 現地調査
- 見積もりの提示
- 契約
- 機器の運搬
- 給湯器撤去
- 基礎工事
- 配管接続工事
- 電気工事
- リモコン工事
- 試運転・引き渡し
基本的に、上記の流れで設置しますが、住宅の状況によっては次のような追加工事が行われる場合があります。
- 配管延長
- 風呂循環アダプター交換
- 専用電源配線
- 幹線張り替え・入れ替えなど
専門業者に見積もりを依頼する際は、追加工事の有無と内容がしっかりと明記されているか確認することが重要です。悪質な業者によっては、あとから工事を増やして見積もり以上の金額がかかったと請求するケースがあります。
そのため、複数の業者から見積もりを取って、工事内容と金額がしっかりと記載されている専門業者を探しましょう。
施工実績を確認する
専門業者によって対応は異なりますが、エコキュートの施工実績を公表している場合があります。
エコキュートはエアコンの室外機に似たヒートポンプシステムと、大量のお湯を溜めておく貯湯タンクユニット、お湯の温度や湯量などをコントロールするリモコンユニットの3つで構成されており、設置時にある程度の工事を行います。
施工実績が少ない、あるいは公表していない業者に依頼すると、あとになってトラブルが起きる可能性は否定できません。そのため、施工実績や施工事例を公開しており、信頼できる業者に依頼することは重要です。
キャンペーンやサービス内容を確認する
専門業者によってキャンペーンやサービス内容は異なります。
購入した際にプレゼントがもらえるキャンペーンを行っている場合もあれば、特定の機種を即日設置するサービスを行っている場合もあります。
専門業者に依頼する際は、キャンペーンやサービス内容を確認してみましょう。
まとめ
以上が、エコキュートの専門業者の選び方の解説です。エコキュートを購入するならメリットの多い専門業者がおすすめです。しかし、専門業者ごとに特徴が異なるため迷ってしまう方もいるかもしれません。
「エコざんまい」は業界最安値に挑戦しており、お客さま満足度98%の実績を持つ専門業者です。現地調査から引き渡しまで専門のプロが対応しており、見積もりやご相談は無料で受け付けています。エコキュートの購入を検討しているなら、ぜひご相談ください。